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薬の飲み方について

薬の飲み方
病院に行って処方されたものも、薬局で購入したものも、薬を服用するときは、医師や薬剤師の指示に従い、量や回数、服用のタイミングなどを守りましょう。

薬物療法における常識
どんな薬の服用についても、衰弱した人や、幼児、子供、老人、妊婦、授乳中の女性、肝臓や腎臓に重い障害を持つ人などには、危険な薬物中毒や薬物を併用した害が生じやすくなるといえます。幼児、子供、老人や衰弱した人は免疫力が低いため、薬物中毒への順応力や抵抗力に欠けてしまうのです。また、妊婦の場合は、薬物の害が母親だけでなく胎児にも影響しやすくなり、授乳中の女性は、薬物が乳汁中に分泌排泄されるものだと、乳児へも障害が及ぶことが考えられます。薬物は、肝臓で代謝されると、胆汁を通って便になり体外に出るか、腎臓を通って尿になり排泄されるかします。このため、肝臓や腎臓に重い障害を持つ病人は、薬物の代謝や排泄に差し障りが出てしまい、薬物が血中に滞りやすく、薬物作用が強まるのです。肝臓や腎臓に負荷のかかる性質の薬物や、肝臓や腎臓の働きに拮抗または同調するような性質の薬物を併用すると、やはり薬物の代謝や排泄に障りがあることから、薬の効果が予測外に起こる危険性を逃れられません。心して、薬は正しく服用しましょう。

薬の正しい飲み方
薬は水で飲むものです。薬が溶けてきちんと働くためには、適切な量の水が要りますし、カプセルを水なしで服用すると、食道にカプセルのゼラチンがくっついて、溶け出した薬が食道の粘膜をいためることもあります。粉薬は水と一緒に、錠剤やカプセルはかみ砕いたりせずに水で飲み込みましょう。お茶やジュースで薬を飲んでも絶対にいけないわけではありませんが、濃い緑茶と飲むと呼吸がしづらくなったり、ジュースで影響を受ける薬もありますので、避けておくほうが賢明です。また、酒を飲んでいるときに服薬の時間になると、酒と薬を一緒に飲んでいいのか迷うでしょうが、むしろ薬を飲まなければならないような体の状態のときには、酒の量を減らしたり、飲まないようにするべきでしょう。酒は血のめぐりをよくしますので、薬の作用が強く、速くあらわれることになります。酒と同様に大脳の働きを抑える作用の、催眠薬や精神安定剤、鎮痛薬などを一緒に飲んでしまうと、相乗効果で作用が強くなりすぎてベロベロになってしまうことがよく起こりますので、酒類と薬を一緒に飲んだりしないよう特に注意しましょう。

いつ薬を飲むか
多くの薬は、食後30分以内の服用になりますが、薬によっては飲む時間が指定されるものもありますので、指示に従いましょう。食前に飲むものは、食事の前約30分に服用します。食後のものは、食事後約30分です。食間の場合は、食事の後約2時間で服用します。食直後であれば、食事後すぐの服用です。飲み忘れたときは、3回のうち1回程度なら、ほとんどの薬で特に問題はないと思われますが、薬によっては治療に支障のでるものもありますので、飲み忘れに注意してください。気になるときは、医師や薬剤師に相談してみましょう。万が一、飲み忘れたなどで手元に残った薬があった場合も、それを家族などに譲って飲ませたりすることはやめましょう。

医療用医薬品と大衆薬のちがい
大衆薬は、一般用医薬品ともいわれる薬局で誰でも買える薬です。医師の処方箋を通さずに飲んでも比較的に安全とみなされている薬なので、買いやすいですが作用も弱めになっています。といっても、衰弱している人や過敏症の人には安全とは言い切れませんので、薬局でよく相談して購入しましょう。大衆薬であまり効き目が見られないようなときは、手遅れにならないように病院にいくことも考えましょう。医療用医薬品は、医師の処方箋にもとづいて受け取る薬です。手間がかかるように思われますが、医師が薬を判断し、用量や服用方法も指定されるので、大衆薬より効き目が強くなっています。しかし、同時に副作用も強いので、医師の指示を守って服用しましょう。


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